一本の桜が、 平和を奏でる。

被爆を生き抜いた夫婦桜が、
日本の伝統文化とともに未来へ響きを繋いでいく。

Story

プロジェクト誕生のきっかけ

1945年、広島への原爆投下を生き抜いた一本の桜

 ―ヒロシマエバヤマザクラ―

 

夫婦のように寄り添う二本の桜は、約180年以上もの間、

地域の人々とともに季節を重ね、平和を静かに見守り続けてきました。

 

しかし5年前、その大切な桜は倒木しました。

 

「この桜を、未来へ残したい。」

 

地域の人々の願いはありながらも、保存という難しい課題の前で、

時間だけが過ぎていきました。

そんな中、「広島から世界へ、平和への願いを届けたい」

という想いを持つ人々が集い、

この桜に新たな命を吹き込むプロジェクトが始まります。

 

桜は、日本の伝統芸能・能楽で用いられる大鼓と小鼓へと姿を変え、

再び人々の心に響く存在として生まれ変わります。

 

これは、楽器を制作するプロジェクトではありません。

 

被爆の記憶、地域の想い、日本の伝統文化を一つの響きに託し、

広島から未来へ、そして世界へ平和への願いを届ける

「平和文化プロジェクト」です。

EBAYAMASAKURA?

エバヤマザクラとは?

3.6km

194586

姿

513

中国新聞の記事「江波の巨木 一部折れる」

中国新聞(2021年9月3日掲載)
【江波の巨木 一部折れる】
※中国新聞社の承諾を得ています

中国新聞の記事「江波の巨木 一部折れる」

Project

江波山桜プロジェクトについて

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江波山桜による大鼓・小鼓制作

長年守り続けてきた江波山在住の地域の人々の協力のもと、倒木した江波山桜を、日本を代表する伝統技術継承者・作家・職人たちが、能楽で使用される大鼓・小鼓へと受け継ぎます。

江波山桜による大鼓・小鼓制作の様子
鬼頭英二朗

鼓胴製作者

鬼頭英二朗

旧幕時代から続く観世流太皷方の家系に生まれた四代目鬼頭喜太郎(重要無形文化財総合指定保持者)の次男。幼少より能楽を学び、1974年に初舞台、翌年には大倉流大鼓方へ転向し、1978年に能楽協会へ入会。16歳から胴彫りの技術を修得し、演奏家としての豊富な経験を生かして能楽器の製作・修理に携わる。音域や響きを最大限に引き出す繊細な胴づくりで、多くの楽師から厚い信頼を得ている。

金城一国斎

高盛絵作家

金城一国斎

1965年広島市生まれ。香川県漆芸研究所で漆芸を学び、五代一国斎に師事。1991年に七代一国斎を襲名し、高盛絵の伝統技法を継承する。広島県指定無形文化財「一国斎高盛絵」技術保持者として、日本伝統工芸展で数々の受賞歴を誇り、宮内庁買い上げ作品も有するなど、日本を代表する漆芸作家として活躍している。

大崎哲生

革職人

大崎哲生

兵庫県姫路市生まれ。大﨑商店代表・太鼓革職人として、千年前から伝わる「川漬け」技法を復元し、牛皮・馬皮による太鼓革を製作する。また、古典製法による「大﨑膠」の製造・継承にも尽力。伝統技術は文化財修復や日本画制作にも活用され、《原爆の図》の修復にも採用されるなど、日本の伝統文化を支える職人として高く評価されている。

中村富美

染色家

中村富美

小学4年生で染織の道を志し、倉敷本染手織研究所で民藝と伝統的な染織技法を学ぶ。自身の体調不良や手術の経験をきっかけに、草木染めや昔ながらの媒染を用いたシルク製品の研究を重ね、「排毒(デトックス)」をテーマとしたシルク布ナプキンやアンダーウェアを開発。伝統技術と自然素材の力を生かし、心身に寄り添うものづくりを続ける染色家として、多くの人々の健やかな暮らしを支えている。

大倉正之助

監修

大倉正之助

重要無形文化財保持者、文化庁日本遺産大使。能楽界初となる「大鼓独奏」を確立し、世界各地で演奏を披露する革新的な大鼓奏者。自然農法の経験を礎に「農と能」を結び付けた文化活動「飛天双○能」を主宰し、日本の伝統文化と現代社会をつなぐ新たな価値創造に取り組んでいる。


奉納・演奏・文化交流の様子

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奉納・演奏・文化交流

制作した大鼓・小鼓は、神社への奉納や演奏、展示を通して、広島から生まれた「平和の響き」を国内外へ発信します。文化交流や平和発信の場で活用し、世代や国境を越えて平和への願いを未来へつないでいきます。


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ドキュメンタリー映画

大鼓・小鼓が生まれるまでの歩みをドキュメンタリー映画として記録し、国内外へ発信します。映像や芸術作品を通して、江波山桜に込められた被爆の記憶と平和への願いを未来へ受け継ぎ、世界へ届けます。

ドキュメンタリー映画制作の様子
青原さとし

ドキュメンタリー映像作家

青原さとし

広島市生まれのドキュメンタリー映像作家・僧侶。民族文化映像研究所で日本各地の基層文化を記録し、独立後は広島を拠点に地域の歴史や暮らし、平和をテーマとした数々の記録映画を制作。人と土地、文化の記憶を丁寧に映像へ刻み、後世へ伝える活動を続けるとともに、北広島町・教信坊住職も務めている。


木片活用・平和文化活動の様子

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木片活用・平和文化活動

鼓制作後に残る木片も大切に活用し、御守りや夫婦箸、小物などへ生まれ変わらせます。江波山桜の命を余すことなく未来へつなぎ、平和文化活動の記念品やクラウドファンディングの返礼品として広く活用します。

江波山桜を活用した商品イメージ1(夫婦箸)
江波山桜を活用した商品イメージ2(御守り)
江波山桜を活用した商品イメージ3(小物)

※商品はイメージです。実際の商品とは異なります。

Features

今後の展望について

被爆を生き抜いた江波山桜は、鼓となり、新たな命を宿します。
2026年の祈りから2027年の完成、そして平和の音色を世界へ。
このプロジェクトは、未来へ続く新たな文化を育てていきます。

2026.7.7 祈りから始まる一年

衣羽神社でご神事を執り行い、江波山桜への感謝と
新たな命の始まりを祈ります。

2026〜2027 伝統技術で鼓を制作

日本を代表する鼓職人や漆芸家など、多くの職人が
約一年をかけて大鼓・小鼓を制作します。

2027.7〜8 平和の響きを世界へ

七夕に夫婦桜が鼓として故郷へ帰り、
8月6日には広島から世界へ平和への願いを奏でます。

江波山桜の活動風景

この物語を、 未来へつなぐために。

江波山桜プロジェクトへのご支援をお願いいたします。

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運営団体

特定非営利活動法人

Heart of Peaceひろしま

2011年3月、東日本大震災をきっかけに復興支援を行う市民団体として発足しました。
「広島にいる」ことの意味を大切にし、文化・芸術・地域とのつながりを通じて、
心豊かな未来を育む活動を続けています。

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